カイザーベルク びわ湖 BLOG

おじキャン△ ~第10話 京都・愛宕山麓「首無し地蔵」を目指して~

こんにちは。カイザーベルクびわ湖の木上です。
今回はコーヒーブレイクを兼ねたショートツーリングを紹介します。


わたしの愛車の1台、1981年型CT110(JD01)ハンターカブ。
実は恥ずかしながら約5年位エンジンをかけていなかったのですが、今春に向けてメンテナンスを行いました。
オイル・バッテリー・プラグ交換。キャブレター分解清掃。各部清掃、調整等々。

無事復活を遂げたCT110、お気に入りの林道へ試走と行きましょう。
ただ走るだけでは面白くないので支配人のやっていた「おじキャン△」にのっかりデイキャンプにチャレンジしてみます。
わたしも以前はキャンプツーリングをしていたので道具はあるはず、物置をガサゴソ探ってみました。
KIMG2929i.jpg支配人みたいなお洒落な道具は無く長年使い込まれたものばかりです。
その中でお気に入りの一品はエバニューのアルコールストーブ。
素材はライダー憧れのチタン!超軽量モデルなのでバイクツーリングにもってこいです。20240320_005105-COLLAGEc.jpgそして今回の為に新たに揃えた道具があります。
何だか解りますか?くわしくは後程。
KIMG2934j.jpg

これらの道具をリュックに詰めて出発。
京都在住なので目指すは高尾から愛宕山麓へ通じる林道の先にある「首無し地蔵」と「お気に入りのポイント」
R162(周山街道)を北上、嵐山高尾パークウェイは今回スルーして神護寺方面へと向かいます。
山道谷山線に入ると簡易舗装ですが対向は厳しく細い道が続きます。
樹も茂り道も濡れて落ち葉が所々積もっているので十二分に注意しながら進んで行くと不動明王が現れます。
20240320_074153-COLLAGEd.jpg

不動明王は災いを退けてくれるとも言われているので、転倒やトラブルの無いこと願い先へ進みます。
小さな橋毎に看板あり17番目が最後の橋となりここまで来ればあともう少し。
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名前のままの「首無し地蔵」へ到着しました。
祠等は無く青空の元に佇んでられます。
特に云われがある訳でも無く、明治期の廃仏毀釈により壊されたとの説があります。
ここから愛宕参道(徒歩のみ)とウジウジ峠・ダルマ峠を抜けてR162へ抜ける道にわかれます。
IMG_0097h.jpgお地蔵様に挨拶をして次の目的地へ向かいます。
ここから先は未舗装になり枝道も多数で登山道になってたりもするのでバイクで行けない道もあります、脇道にそれない様にして注意して進みます。
未舗装でもフラット気味なのでゆっくり行けば楽しく走れます。
IMG_3898a.jpg正式名称はわからないのですが昔から「広場」と呼んでいるお気に入りの休憩地に到着。
ちょうど良い大きさの腰かけられる天然の木の椅子(ただの倒木とも言います)がありゆったりとくつろげます。
リュックからアルコールストーブと燃料、コッフェル一式を取り出しお湯を沸かします。
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アルコールストーブは音も静かで炎の揺らぎも焚火みたいでこころ落ち着きます。
IMG_0069c.jpg一息ついてる間にお湯が沸き、ここで先程のニューアイテムの登場です。
ダイソーキャンプ用品の折り畳み式コーヒードリッパー(なんと!お値段330円)
ペーパーフィルターをセットしお湯を注ぎこめば、きちんと美味しいコーヒーの出来上がり。
畳めばメモ用紙位の大きさになるのでこれもバイクツーリングにぴったりの一品です。
この値段でここまで作ってくれるなんて、侮り難しダイソー。
20240320_154416-COLLAGEf.jpg誰もいないのでミニ三脚で自撮りしてみました

IMG_0085a.jpgこの先にも林道は続くのですが時間が無い為来た道を折り返します。
次回はもっとゆったりと時間をとってご紹介します。
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今回わたしは1人で行ったのですが林道走行はできれば2人以上で行くのをお勧めします。
転倒の確率が高くなるので1人ではどうしようもできない状況に陥ることもあります。
そして、ガード類の装着はきちんとしましょう。
わたしはあまり派手なウェアが好きでないので、ガード付きのインナーウェアとニーガードを付けた上にオーバーパンツをはいて出かけました。
林道だけでなく普段でも付けるようにしています。
皆さんも林道走行される際はきちんとした装備と安全運転を心がけて楽しんでください。

【観光情報】
●首無し地蔵
場所:京都市右京区
当施設からの距離/時間:70㎞/約2時間30分

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