水位低下で幻の道が「奥の洲」に出現中!
皆さん、こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は2024年1月にもお伝えしたことのある幻の道が今年も出現中ですので、ご紹介します。
ブログ執筆時(12/19)の琵琶湖水位は-72㎝。
2024年1月に「滅多に見られない幻の道」としてご紹介しましたが、異常気象の影響で降雨量が少なく、約2年ぶりに出現しました。
そこで今回は、新しい相棒の慣らし運転がてら状況確認に行ってきました。
最初に訪れたのは、レッドバロン近江八幡。
デイトナのダイヤル式ヘルメットロックを工場で取り付けてもらい、慣らし運転スタート!
国道8号からさざなみ街道に入り、北上し長浜方面へ。

道中の彦根市にある矢倉川スロープの別名「あの桟橋」にも立ち寄りましたが、こちらも水位低下で干上がっている状態。
そこから20kmほど走り、道の駅「湖北みずどりステーション」の2km南にある「奥の洲」に到着!
「奥の洲」は沖合200mに浮かぶ州(無人島)で普段は天然記念物のヒシクイや野鳥の生息地。
さざなみ街道からでもハッキリ見えるほどの砂州の道(幻の道)が出現しており、噂を聞きつけた観光客の方で賑わっていました。

こちらの風景は、日本のモンサンミッシェルとも言われており、渇水時にしか見られない貴重な風景になります。
漁港の北側にある水門の横には、湖畔へ繋がる階段があります。
そこを下りて雑木林を抜けると幻の道から「奥の洲」へ歩いて行くことができます。

皆さまが行かれる際の注意事項をまとめましたので、ご確認ください。
【注意事項】
①湖北町海老江駐車場には20台駐車できますが看板が小さいので見落とさないように注意
②公衆トイレ・コンビニ等は近くにありませんので、お手洗いなどは事前に済ませておきましょう
③北西の強い風が吹きますので寒い!上下の防寒対策は必須です
④ぬかるんでいる箇所があるため、長靴や汚れてもよい靴を持参することを推奨
⑤今後、琵琶湖の水位が上がった場合は上陸したものの、帰れなくなる可能性・渡れない場合がありますので、事前に琵琶湖の水位情報や天候情報には十分注意してください
⑥奥の洲周辺の豊かな自然環境を守るため「遠くから眺める」「植物を踏まない」「水鳥に近づかない・大声を出して脅かさない」など一人一人が節度ある行動をしましょう
「奥の洲」からは手付かずの自然や至近距離からの野鳥観測、竹生島を間近で楽しむことができるのでオススメです。
今回は慣らし運転が主目的ということで無人島には渡らず、フォトスポットを巡りながら湖北方面を回って180km弱を走り、帰宅しました。

「あのベンチ」「あの地球儀」「コホクブロック」などを「奥の洲」と合わせて一緒に回ると楽しいツーリングになるのではないでしょうか。
冬のツーリングプランの参考にしてください。





