カイザーベルク びわ湖 BLOG

丑年なら行かねば!知恵の神様と神牛がいる伊佐須美神社(福島)

新年あけましておめでとうございます。カイザーベルクびわ湖の高木です。
滋賀県にある大野神社のような迫力の神牛像を拝みたいとの気持ちで、帰省先にて牛探しをしてきました。
 
私のふるさとである千葉県にも八坂神社など所縁のある分社はありますが、やはり大きな神牛をお参りしてみたい・・・。
 
というのもあって調べてみると、福島県会津若松の伊佐須美神社という大神宮に神牛がおわすとのこと。
 
千葉から福島ならぎりぎり日帰りでいけるなぁ・・・。
 
ん、そういえば会津といえば?
 

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決まりました、行きましょう、即日決行です。
 
丑年にぴったりな赤べこちゃんが私を呼んでいます!
 
 
 
千葉県から常磐自動車道に乗り北上し、磐越自動車道で福島西部へと高速道路を使っておよそ5時間。
 
昼前に出発したのもあり辺りは宵闇。
 
さらに年越し寒波の影響を受けて一段と冷え込み、雪も降り始めていました。
 
煌々と光る石灯籠に導かれて参道を進むと、破魔矢を掲げた大鳥居にお出迎えされます。
 
周囲には出店もちらほらありますが準備中というご様子。
 
神社関係の方も新年にむけて大忙しというような雰囲気です。
 
写真でも分かるのですが、参拝客は私を除いて誰一人いませんでした・・・(笑)
 
いやいや、三密を避けるという部分では最高の詣で納めになりました!
 
気兼ねなく大鳥居を真ん中からパシャリ。
 
門松が据え置かれた楼門も大きく豪奢です。
 
最後に神社裏の鳥居から神妙な雰囲気を感じたので一枚。
 
次第に雪が強まっているのが写真からも分かります。
 
こちらの伊佐須美神社の主祭神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)のご夫婦神様。
 
そして四道将軍として北陸道と東海道を平定した大彦命(オオビコノミコト)と建沼鈹別命(タケヌナカワワケノミコト)の親子将軍が、この会津の地で再開した逸話から祀られているそうです。
 
いずれの神様も強い絆で結ばれ合っていて、さらに新たな地を創り拓いた神様という事で「縁結び」から「事業成就」などなど様々ご利益があるとのことで「念入り」に祈禱させていただきました。
 

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残念ながら楼門は閉じられていて中は入れませんでした。
 
本殿は2008年に焼失し現在は仮社殿となっているのですが、どうやら年越しのタイミングに開場されるそうです。
 
名残惜しさ帯びつつ神牛さまに会いに行きます。
 
 
 
いらっしゃいました神牛さま!
 
京都の北野天満宮は元より、滋賀の大野神社に比べてもささやかですが、こちらの神社も学問の神様である菅原道真公を祀っておられます。
 
両手で収まらない立派な銅像が雪化粧され、真っ白な鼻先からより可愛らしさがあふれ出ています。
 
元来なで牛として願い事を思い浮かべながら「なでなでなで・・・」とするのですが、やはり感染症対策として触れないようになっていました(悲)
 

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各々の神様へお礼参りは済みましたので、大晦日といえばというものをご紹介して一年を締めくくりましょう!
 
 
 
会津若松インターから15分のお蕎麦屋さん「徳一」さんで年越しそばをいただきました!
 
辛味大根がたっぷり入っただし汁につけてたべる高遠そばをはじめ、会津の郷土料理であるニシン、スルメ、そしてあまーいお饅頭をてんぷらにして食します。
 
さらにお麩や山菜をたっぷりくわえた「こづゆ」を頂戴して雪中行脚の身体を温めさせてもらいました。
 
ちなみに会津若松はソースかつ丼も有名でこの後に食べようかなと考えていましたが、さすがに大晦日はお休みでした(泣)
 

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年明けを迎え、当施設にも新年アイテムが続々登場する中で鮮烈な紅を放つかわいい仔牛をお迎えいたしました♪
 
当施設のミニレプリカの隣で写真撮影。
 
手のひらサイズのちっちゃな赤べこです。
 
張子でできていて軽いので、どこかにお出かけしないように別の場所から見守っていただくことにしました。
 

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今回の年末年始は故郷の千葉県へと帰省し、福島県へ参拝できました。
 
流行り病の情勢を考慮して万全に対策できたこともあり、無事仕事始めを迎えられました。
 
ちなみにここまで福島のご紹介ばかりでしたが、次回は地元の千葉県をご紹介させていただきますので少々お待ち下さい。
 
最後になりますが、昨年より赴任し一月余りではありますが 不慣れな事もあり大変お世話になりました。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
【観光情報】
 
場所:福島県会津若松市東山町大字湯本下原255-2
 
当施設からの距離 / 時間:615km / 約510分(高速道路利用) 606km / 約780分(下道利用)
 
料金:無料
 
駐車場:無料・有り

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