観光情報ガイド 第9回(醒井宿の梅花藻)
皆さん、こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日はこの時期にぜひ観賞して欲しいお花スポットをご紹介します。
米原市にある醒井宿(サメガイジュク)は、江戸時代の面影を色濃く残す中山道の宿場町。
どこか懐かしい日本の原風景が漂うエリアでホッとする場所です。
その中心を流れる地蔵川には、清らかな湧水が育む「梅花藻(バイカモ)」が咲き誇り、初夏から晩夏にかけて訪れる人々を魅了します。
地蔵川は、名水百選にも選ばれた「居醒の清水(イサメノシミズ)」を源とし、年間を通じて水温約14℃の清流が流れます。
この環境で育つ梅花藻は、キンポウゲ科の多年生植物で、梅の花に似た白い小花を水中に咲かせます。
また地蔵川周辺は地元の方が様々なお花を植えられており、6月にはマツバギクや紫陽花を楽しむことができます。
梅花藻の見頃は7月初旬から9月中旬頃。
地蔵川の温度が低いことから周辺は涼しく夏場の涼スポットとしてもオススメです。
梅花藻観賞のベストシーズンは7月初旬から9月中旬頃ですが、5月頃から咲き始めます。
最新の開花状況は、観光協会のインスタグラムや観光情報サイトで確認できます。
清流に咲く可憐な梅花藻と、歴史ある宿場町の風情を楽しめる醒井宿は、ツーリングの目的地として最適です。夏の暑さを忘れさせてくれる涼やかな風景を求めて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【観光情報】
●醒井宿の梅花藻
場所:米原市醒井666-2(居醒の清水)
当施設からの距離 / 時間:38km / 約60分