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気になるバイクをピックアップ!番外編 ~鈴鹿SA~

こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は久しぶりに「気になるバイクをピックアップ!番外編」をお届けします。


やって来たのは、いつもレーサー・フォミュラカーなどドキドキわくわくする乗り物を展示している新名神高速道路にある鈴鹿パーキングエリア。
今回はトライアルバイクとオフロードバイクの展示が始まるとの情報を得て取材にやってきました。
展示スペース前には12月ということもありトナカイやツリーの電飾で飾られ、とっても賑やかな雰囲気です♪
それでは中に入ってさっそく気になるバイクをチェックしたいと思います。

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まず1台目にご紹介するのは「ホンダ RTL300R」
こちらの車両はレース専用車で一般公道は走行できないモデル。
ベースモデルは前モデル289ccから298ccに排気量アップ。
SHOWAのフロントリアサスペンションに軽量化されたアルミ製ステップ・サイドスタンドが採用されフューエルタンクやリアフェンダーの形状が変更されたもの。
展示されている「RTL300R」は国内トップチームの「TEAM MITANI Honda」に所属しているトライアルの世界では神と呼んでも良い四日市出身の小川友幸選手のもので、MFJ全日本トライアル選手権国際A級スーパークラス(最高峰クラス)で前人未到の10年連続、通算12度目となる全日本チャンピオン取得の偉業を達成したマシンなんです!

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皆さんトライアルってご存知ですか?
発祥は定かではありませんがオートバイ出現と同時にイギリス貴族の遊びとして始まった説がある競技ジャンルで、オートバイの基本構造はそのままに軽量化されているトライアラー(トライアルバイク)を使用して走破性と操縦技術の正確さが求められ、足を着かずに障害物を乗り越える技術を競うモータースポーツなんですよ。
バランス感覚・荷重・アクセル&クラッチワークといった操作の基本が凝縮されているのでオートバイテクニックを磨きたいという方にはぜひ挑戦していただきたいジャンルです。
※当社では那須モータースポーツランドにおいて「那須MSLトライアルパーク」があり様々なトライアルレンタル車両(※RTL300Rはありません)や装備品レンタルもございますので、ご興味を持たれた方は是非体験してみてくださいね(https://nasumsl.redbaron.co.jp/school/msl-trial.html

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外観は競技の特性上、シート・メーターは無くて、オートバイの基本骨格であるフレームにエンジン・ハンドル・タイヤがついているエンジン付きマウンテンバイクのようなスタイル。

【スペック(2020)】
エンジン:水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒298cc
最高出力(kW〔PS〕/rpm):16.1kW〔21.9〕/6,500
車両重量:72.1kg(乾燥)
燃料供給方式:PGM-FI 28Φ
燃料タンク容量:1.9L
ギアシフトパターン:5速(1ダウン4アップ)
サスペンション:F テレスコピック / R プロリンク
フレーム:アルミツインチューブ
ブレーキ:F 油圧シングルディスク Φ183.5 / R 油圧シングルディスク Φ150

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展示されていた車両は小川友幸選手の車両ということもあり、フロントゼッケンには愛称であるGATTIと史上最強V12 10連覇のゼッケン♯1・カウルにも♯1と勝利の数を表す12個の☆が刻まれたデザインになっていました。

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レッドバロンで働いている私でもレース専用車ということもあり、なかなかお目にかかれないバイクということで最新のトライアル競技車両を見るのは久しぶりです。
フロントフォークのインナーチューブがコーティングされていたり、アルマイト加工されたHRCロゴ入りのハブ、軽量化されたスプロケットやディスクなど私が知っているトライアルバイクから色々進化していてメカ好きの私は最新車両のそんなところに目を奪われてしまいました。

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レースマシンはレースに勝利する為に無駄をそぎ落とし性能を追求しているので機能美がそこにあります。
特に今回ご紹介したトライアルバイクはシンプルな構造のバイクから更に無駄をそぎ落した究極の軽量マシンで当日鈴鹿パーキングエリアに来ておられたオートバイに興味がない一般の方でも目を奪われるほど...
とっても機能美あふれるカッコ良くて美しいマシンでした。

次にご紹介するのは「ホンダ CRF450R」
こちらの車両もモトクロス競技専用車で一般公道は走行できないモデル。
展示されているのは国内最高峰チャンピオンシップに挑戦している強豪モトクロスチーム「Bells Racing」を率いるモトクロスライダー小島庸平選手(2015全日本チャンピオン)のCRF450R。

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モトクロスとは「モーターサイクルによるクロスカントリー」のことで文字通りオートバイで自然の地形を生かした未舗装のダートコースを周回するスピードを競うレース。
ジャンプやコーナリングなど豪快な走りが見物のモータースポーツ競技です。
オフロードバイクというと皆さんは先程のトライアルバイクよりも、こちらのモトクロスバイク(またはモトクロッサーとも呼ばれる)をイメージするのではないでしょうか。
皆さんが普段目にするオフロードバイクは未舗装路を走る(森林・原野・山地などの踏み分け道や山の小道など)ナンバー付き公道用バイクはトレールバイクと呼ばれます。
こちらのモトクロスバイクは山を散歩するバイクではなくレースマシンですから市販のカスタムパーツでも見かけるディスクガード・ナックルガードを始めとするパーツがついています。

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気になるマシンのスペックは...

【スペック】
エンジン:水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ単気筒449.7cc
最高出力(kW〔PS〕/rpm):非公表
車両重量:111kg
燃料供給方式:PGM-FI 44Φ
燃料タンク容量:6.3L
ギアシフトパターン:常時噛合式5速リターン
サスペンション:F テレスコピック クッションストローク310mm / R プロリンク アクスルトラベル315mm
シート高:965mm
フレーム:アルミツインチューブ
ブレーキ:F 油圧式ディスク / R 油圧式ディスク
展示されていた車両のフロントフォークのインナーチューブは青色にコーティングされており、オフロードパーツで有名なZETA製のパーツが多数装着されていました。

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展示車両を後ろから見るとこのような感じ。
タンクから一直線にシートカウルまで繋がりテールで跳ね上がるデザインは、これぞオフロードバイク惚れ惚れしてしまいます。

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シートのギザギザと横に走る白い突起は滑り止めでしょうか。
マフラーはテルミニョーニキットレージングチタニウムが採用されており、ペグ(ステップ)もその薄さで大丈夫なの?と思ってしまうほど厚みが薄い軽量なものが採用されていました。

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戦うオフローダーCRF450Rの全日本を走る現役マシンはレース会場にでも行かない限り、なかなかお目にかかれることない車両ですので間近で見れる貴重な体験となりました。
こちらの車両は当記事内の写真で見るより、生で見に行かれた方が迫力もありオススメです。
また市販で販売されているカスタムパーツも多数採用されていましたので、オフロードバイクにお乗りのお客さまには実車に装着されている状態も確認できて良いのではないでしょうか。

このような感じで2台のバイクを楽しんできました。
今回ご紹介した車両の展示は2023年1月10日(火)まで行なわれていますので、皆さまも新名神高速道路をご利用される際は、休憩もかねて鈴鹿パーキングエリアに立ち寄られてみてはいかがでしょうか?
ツーリングプランの参考にしてくださいね。
今回はここまで!次回もお楽しみに。

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