こんにちは。カイザーベルクびわ湖　支配人の岸です。

今日は先日に引き続き「寅年なら行かねば！」シリーズをお届けします。

前回のブログでは、滋賀県で寅にまつわる神社仏閣が見つからず京都 一休寺をご紹介しました。

神社仏閣ではありませんが滋賀には有名な虎スポットがありますので、今日はそちらをご紹介したいと思います。

やって来たのは長浜市にある「JR虎姫駅」

由来は昔、長尾山の麓に虎御前という美女が住んでおり、ある日 道に迷って助けられたことが縁で長者世々開（セセラギ）と一緒に暮らすようになりました。

やがて15人の子供に恵まれますが、生まれてきたのは顔以外全て鱗に覆われた小蛇...

そのことを嘆き悲しみ女性ヶ淵（ミセガフチ）に身を投げてしまいます。

その後、子ども達は立派に成人する頃には人間と同じ容姿になり近辺の村を納めるようになります。

このころから長尾山を美しく切ない運命をたどった虎御前姫にちなんで虎御前山と呼ぶようになり、「虎姫」という地名はここからきています。

そんな虎姫地区はおみくじの元祖元三大師（ゲンサンダイシ）生誕の地としても有名で、虎が入る地名というのは全国でもここだけ！

名前からなのか街の中は虎だらけです。

駅前には元三大師看板（おみくじ筒になっており看板右上に突き出ているのはおみくじで一番の大吉です）や虎姫の像を見られます。

今日はそんな中でも有名な虎スポットが集まる「JR虎姫駅」をご紹介します。

【名水 虎の力水】

こちらは駅舎の向かいにある駐輪場横にある名水スポット。

伊吹山も近いことですから、きっと美味しい名水が飲めると期待して空のペットボトルを持って行ったのですが、道端には雪が残り雪がぱらつく天候でしたので凍結していたのでしょうか？

訪れた日は「名水 虎の力水」を持ち帰れませんでした（泣）

【虎神殿】

阪神タイガースの聖地！

必勝祈願できる虎神殿。

中には虎明神，阿形，吽形の手作り感のある可愛らしい虎さんがおられましたので「寅年の今年こそ日本一になってもらいたい」と阪神タイガースの必勝祈願してきました。

阪神タイガースファンの方はぜひ行かれて見てはいかがでしょうか？

【JR虎姫駅構内の虎】

こちらは駅の構内に展示されているカッコイイ木彫りの虎さんです。

こちらの虎さんにも阪神タイガースの必勝祈願をしておきましょう。

虎スポット巡りの後は、おみくじ元祖ということですから駅構内にある「奏音 おみくじ献灯機」でおみくじをいただくことにしました。

おみくじ代100円を入れると厳かな音楽が流れ、火（照明）が灯り元三大師さま（角大師）のお姿がぼんやり現れます。

すぐにおみくじが出てきましたが、ひと通りの音楽を聞いてからおみくじオープン！

先のおみくじと同じく「中吉」

そして神様のお告げでもある内容もほぼ同じ、質実剛健・猪突猛進...小細工をせず真っ直ぐに頑張りたいと思います。

これで今日予定していた虎スポットの紹介が終わったということでお腹が空いてきました。

こちらの駅舎の中には飲食店も入っており、「ハーティーパーティ」さんでお昼ごはんをとることにしました。

「日替わりランチ（600円）」とランチ注文同時の場合は＋150円でドリンクが頼めるということでホットコーヒーを頼みました。

下調べ無しで初めてのお店で迷った時、私はだいたい日替わりランチを注文するんです。

ということで届いたのがこちら！

私、600円の日替わりランチを注文しましたよね？（汗）

とっても豪華です！

おにぎり2個，お肉料理（から揚げ）副菜3種，地場産野菜のサラダ，無添加野菜スープ，お茶にデザートのフルーツまで...とっても優しい味付けでどれも美味しい！

この金額でこの内容は驚きです。

とても良いお店を発見してしまいました。

またこちらの方に来た時の昼食スポットとして立寄りたいと思います。

お腹も満たされたところで、「JR虎姫駅」から徒歩15分程度離れたところにある元三大師の生誕地に建立された天台宗のお寺「玉泉寺」に立寄ることに。

本堂でお参りを済ませた後、疫神病除（エキシンヤミヨケ）のお願いをしてきました。

実はこちらの元三大師さまはおみくじの元祖以外にも「角大師（ツノダイシ）」とも呼ばれており、世に疫病が流行ったいた時に、自ら鬼の姿となり疫病神を退散させたという逸話があります。

今回はお札（角大師の姿を書いたお札を家の戸口に貼ると疫病はもとより一切の厄災が寄り付かなくなったと言われています）を頂戴しようと思ったのですが、社務所がお休みということでこちらの石碑にもお参りすることに。

こちらの石碑の鬼は以前 観音正寺で頂いたお札にも書いてあったもの。

「はやく新型コロナウィルス感染症が終息しますように」といお願いしてきました。

お参りが終わり、ふと顔をあげると奥に石塔と規則正しく周りを囲む石が見えます。

この日は境内には雪がたくさん残っており、何があるのだろうと気になり見に行ってみると...

周りを取り囲む石は十二支の石像でした。

最後に「寅年なら行かねば！」シリーズに相応しい寅に出会えました♪

また長浜方面を訪れた際には、まだまだ収まる気配の無いコロナ禍を乗り切る為、今年も神様の力を借りたく「元三大師疫病退散札」を頂戴しに来ようと思います。

このような感じで滋賀県の寅スポットをご紹介しましたが、お楽しみいただけましたか？

今回はここまで！他のスタッフも寅スポットに出向いております。

次回の「虎年なら行かねば！」もお楽しみに。

【観光情報】

●JR虎姫駅（虎神殿・名水 虎の力水）

場所：長浜市大寺町1029

当施設からの距離 / 時間：42km / 約70分

駐車場：有り（駅施設・商店街利用者用で90分無料の駐車場）

●ハーティパーティ

場所：長浜市大寺町1029

当施設からの距離 / 時間：42km / 約70分

営業時間：11:00～16:00

定休日：土曜日・日曜日

駐車場：有り（駅施設・商店街利用者用で90分無料の駐車場）

●玉泉寺

場所：長浜市三川町945

当施設からの距離 / 時間：43km / 約70分

営業時間：9:00～17:00

駐車場：有り