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気になるバイクをピックアップ!~【鈴鹿PA】伝説のモリワキモンスターZ1000~

皆さん、こんにちは。
カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。

当ブログの定番企画「気になるバイクをピックアップ」。
今回は、現在鈴鹿PAに展示されている「モリワキ モンスター Z1000」をご紹介します。

1981年の鈴鹿8耐で世界に強烈なインパクトを与えた伝説のマシンです。

IMG_1943b.jpgIMG_1961i.jpgIMG_1947c.jpgIMG_1960h.jpgベースはカワサキの名車Z1000。

大柄な空冷4気筒エンジンを抱え込む堂々たるプロポーションは、現代のバイクにはない「武骨な色気」を放っています。どこから見ても隙のない、走りへの執念が具現化されたシルエットです。

●リアルな「1981年の熱気」が残る細部

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ぜひ実車で目を凝らしていただきたいのが、このディテールです。
 
タンク上にひっそりと残る「車検合格 81.7.23 SUZUKA CIRCUIT」のステッカーは、復刻ではない本物の証。

これだけで当時のオイルの匂いが蘇るようです。

そして、この薄いシートラバーは、クッション性はほとんどありません。
この硬いシートで、スプリントレースさながらの猛烈なペースを刻んでいた当時のライダーは、まさに「鉄人」です。

プロの目を引く「職人技」のアルミフレーム

IMG_1958f.jpgここからは完全に「バイク屋目線」でお話しします。
このマシン最大の見どころは、モリワキが実戦投入したオリジナルのアルミ角パイプフレームです。

均一なピッチで刻まれた美しい溶接ビード(ウロコ模様)をご覧ください。 応力が集中する部分のガセット(補強)の入れ方や、手作業ならではの肉厚感。当時の職人たちの「絶対に勝つ」という執念と、卓越した技術力の高さがこの小さな溶接跡に凝縮されています。

メカニックなら、これだけでも眺めていたくなる美しさです。

●アナログを極めた機能美のパーツ群

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APロッキード製の削り出しキャリパーに、ファンネルが印象的なKEIHINCRキャブレター。

電子制御がほとんどなかった時代。ライダー自身の操作感覚を頼りに(スロットルとブレーキリリース)「アナログなバケモノ」をねじ伏せるための、無骨で機能的なパーツ群。
まさに機能美の極致です。

●伝説の幕開けとなった「1981年」

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展示スペースにある当時の写真。
左が森脇護氏、右が当時若手ライダーだったワイン・ガードナー選手です。

1981年の鈴鹿8耐。
ガードナーはこのマシンでワークス勢を相手に果敢な走りを披露し、驚異的なコースレコードでポールポジションを獲得。
結果はリタイアでしたが、世界中に「MORIWAKI」の名を轟かせた伝説のレースとなりました。

最新のハイテクマシンも素晴らしいですが、作り手の「魂」が込められた往年のレーサーには、今なお色褪せない特別なオーラがあります。

こちらの車両は9月14日まで展示されていますので、鈴鹿PAにお立ち寄りの際は、ぜひ歴史的なマシンが放つ熱量を感じてみてください。

次回の「気になるバイクをピックアップ」もお楽しみに!

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