クロスカブで行く!岩尾池の一本杉ショートツーリング
皆さん、こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
台風が通り過ぎ、久しぶりに青空が広がった休日です。
「こんな日は走るしかない!」ということで、今回は映画やドラマのロケ地として知られる甲賀市の「岩尾池の一本杉」を目指してショートツーリングへ出かけてきました。
●今回の相棒は頼れる「クロスカブ」
台風通過直後ということもあり、落ち葉や枝、荒れた路面も予想されたため、ブロックタイヤを装着したクロスカブが頼もしい相棒です。
ちなみに「クロスカブ」という相棒の名前は、街乗り(オンロード)とアウトドア(オフロード)をクロスオーバーするクロスとカブ(猛獣の子)という意味から名付けられています。
舗装路から林道のような道まで気軽に楽しめる、まさに今日のようなツーリングにはぴったりの一台です。
出発は12時、すでに気温は30℃・・・。梅雨明けを思わせるような強い日差しでしたが、風は爽やかで絶好のツーリング日和です。
竜王町から広域農道を抜け、水口方面へ。道沿いでは見頃を過ぎた紫陽花が最後の彩りを見せ、一方でアガパンサスが涼しげな青紫色の花を咲かせ始めていました。

●秘密基地のようなトンネルを抜け、いざ山道へ
甲南PA近くまで来ると、新名神高速道路の真下をくぐる印象的なトンネルを通過。
どこか秘密基地へ向かうような雰囲気があり、思わずアクセルも軽くなります。
そこから先は杉林の中へ。予想どおり、台風の影響で路面には枝や落ち葉が散乱していました。
さらに現れたのは「幅員狭小」の看板。やっぱり今日はクロスカブを選んで正解だった。

●樹齢1,000年超え。目的地「岩尾池の一本杉」に到着!
やがて目的地の岩尾池へ到着。
岩尾池は、周囲を深い山々に囲まれた静かなため池で、風のない日には鏡のような水面が広がります。
その湖面にぽつんと立つのが「岩尾池の一本杉」です。
樹齢1,000年以上と伝わる一本の杉の古木で、幹回り約4.7m、樹高約15mもあり、枝を広げる堂々とした姿は近くで見ると圧倒されます。
水面へ美しく映り込む姿(リフレクション)が幻想的で、近年ではSNSでも話題に。
映画「レジェンド&バタフライ」や、NHK連続テレビ小説「スカーレット」のロケ地としても知られる人気スポットです。

ところが到着してみると...「あれ?」SNSで見ていた撮影場所が見当たりません。
池の周囲をバイクで走ってみても、それらしい場所が見つからない・・・。
ここからは徒歩で撮影ポイント探しです。気温はすでに33℃。汗だくになりながら池の周囲を歩き回ります。

●急がないツーリング。美しい寄り道
途中、小さな沢で足を止めました。
台風の雨を集めた澄んだ水が静かに流れ込み、折り重なる倒木が長い年月を物語るように横たわっています。
静寂の中、水面だけが空を映し、倒木や木々の緑が溶け込む景色は、時間がゆっくり流れているようでした。
「目的地へ急ぐことだけがツーリングじゃない。」そんなことを改めて感じさせてくれる、美しい寄り道でした。

●ついに発見!一本杉の絶景ポイント
さらに池の周囲を歩き続けること数十分。ようやくSNSで見かけた撮影ポイントを発見しました!

しかし、この日は風が吹いており、水面には細かな波紋が...。

残念ながら期待していた鏡のようなリフレクション写真は叶いませんでしたが、それでも一本杉の存在感は十分に感じられました。
「また風のない日にリベンジしたい。」そんな宿題が一つ増えました。

●道中を楽しむ、バイク旅の魅力
撮影を終えたあとは、甲賀らしい茶畑の景色を眺めながら気持ちの良いワインディングを走り、この日の走行距離は約100km。

ショートツーリングでしたが、山道あり、絶景あり、写真撮影ありと内容の濃い一日になりました。
夏へバトンを渡そうとする紫陽花を眺めながら、17時前には無事帰宅。とても充実した休日になりました。

今回のように思いどおりの景色に出会えない日もありますが、その道中で見つけた森の風景や季節の花、山道を走るひとときもまたツーリングの楽しみのひとつ。
「目的地だけでなく、そこへ向かう道そのものを楽しむ。」そんなバイク旅の魅力を改めて感じた一日でした。
次はぜひ、湖面が鏡のように静まる朝を狙って、もう一度この一本杉を訪れてみたいと思います。
【観光情報】
施設名:岩尾池の一本杉
住所:甲賀市甲南町杉谷
カイザーベルクびわ湖からの距離:40km
カイザーベルクびわ湖からの所要時間(バイク):約70分





