カイザーベルク びわ湖 BLOG

趣味全開!京都にゃんにゃんツーリング(ご朱印めぐり 第53回・グルメ探訪 第69回)

こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は趣味全開でタイトルの通り「にゃんこ(猫)」をテーマにクロスカブでツーリングに出かけてきましたのでご紹介します♪


5月15日の公休日は昼過ぎまで晴れ予報、そして16日は雨予報ということでクロスカブで以前から計画していた「にゃんこ(猫)」に会いに行くショートツーリングへ出かけることにしました。
目的地が近いということもあって11:00にカイザーベルクびわ湖をスタート!
さざなみ街道を南下し、琵琶湖大橋(原付は通行料金10円)を渡り鯖街道を京都方面へ。
山間部の大原地区を抜け、やってきたのは京都市左京区にある「招喜猫宗 総本山 猫猫寺」
IMG_6462a.jpg「えっ?そんな宗派あるの」と思われる方もいらっしゃると思いますが、こちらは架空の設定でお寺の形態をしていますが築100年の古民家を寺院風にし「猫」をご本尊にした世界初の本格的寺院パーク「開運ミュージアム」
実は猫猫寺を以前のツーリングで見つけており、当初はその名前から猫がたくさんいる「猫カフェ」みたいな施設ぐらいに思っていました。
しかし気になって調べてみるとビックリ!
猫好きには堪らない「猫パラダイス♡」だということが判明し、今回のツーリングの企画の目的にしたしだい...
入口がこのような感じですから「猫カフェ」に見えないこともないですよね(笑)
IMG_6463b.jpg建物入口には開運の「猫絵馬」があったり、お庭には可愛らしい猫の置物が配置されていたりと猫施設の雰囲気満点です♪
あっ!この猫も良くできた置...おっとこちらは本物でした(笑)
この可愛らしい三毛猫はミュージアムで買われている猫のようで敷地内を自由に歩いていました。この平和な雰囲気は癒されますね。
当日はお会いできませんでしたがお勤め日には猫猫寺の住職猫さんもいるそうです。
IMG_6484l.jpg中に入ると玄関からたくさんのにゃんこがお出迎えしてくれました♡
視界に入る様々な猫グッズはどれも魅力的でかわいいものばかり...またこちらにはいろいろなメディアで取り上げられている関係で京都いろどり日記の元AKB48の横山由衣さんや関西テレビよ~いドン!円 広志さんなど著名人のサインがたくさん!
IMG_6465c.jpg玄関の先の部屋はアーティストさんがつくった猫雑貨を販売するスペースになっており猫好きなら堪らないにゃんこ空間!
お財布の中にそんな余裕はありませんが、気が付いたらお財布の中身を確認してました。
お財布の紐が緩むというのはこういうことを言うのでしょうね(笑)
中でも気になったのは本革製の手縫いで仕上げられたリュック。
実は私、栃木レザーの財布を愛用する革製品好きなんです...
使っている革も良ければ縫製も良くワンポイントで控えめに猫のパッチがついており思わず欲しいと手に取るとお値段は68,000円(大汗)
お買い得なんですが、流石にこの大金はお財布に入っていないので泣く泣く断念。
この他には一瞬本物の猫と見間違えるほど精巧に作られた羊毛フェルトにゃんこやお部屋のインテリアとしても良さそうなにゃんこギターなど魅力的な商品がありました。
IMG_6467d.jpgその中でも目を引いたのはサイン掲示スペースの横にあった千手猫観音さま。
とっても神々しい雰囲気がありますよね。
IMG_6468e.jpgこのあとは襖を開け次の部屋「天使猫の間」へ。
天使猫の襖に囲まれており、窓際バーカウンターが設置されバーテンダー猫さんがお出迎えしてくれました。
奥にはギャラリースペースがあり11才から猫の絵を描き始めたという猫作家 加悦雅乃さんの作品が展示されており芸術に疎い私でも見惚れてしまうほどスゴイ絵でした。
またその中でも特に目を引いたのは「招き猫建造祭り」という立体作品。
とても精巧にできているのはもちろんですが、1匹ごとの表情やポーズを見ているだけでとても幻想的な空間に仕上がっており楽しい作品...こちらの作品は 加悦雅乃さんが18才の時に「にっぽん招き猫100人展」で大賞を受賞されたそうです。
IMG_6470f.jpg芸術作品を楽しんだ後は「日月22匹招き猫の間」へ。
その名の通り22匹の招き猫が描かれた襖絵のお部屋。
先ほどの「天使の猫」の裏面も合わせて猫猫寺では襖20面に猫の絵が描かれているそうです。
何はともあれ1匹1匹のにゃんこが可愛いい♡
語彙力がないのでこの感じをなんと表現したらよいのかわかりませんが、こんなお部屋がある賃貸物件があれば猫好きなら絶対住みたいお部屋というのが一番近いでしょうか。
廊下に出ると突き当りには猫だるま...
「嗚呼っ!かわえぇ~♡」
「招き猫のだるまなんて何処で売ってるねん!」
と思わず言葉が出てしまいました(汗)
そして次のお部屋は「本堂」
和尚猫さんが出迎えてくれました♪
IMG_6474g.jpgこちらの本堂に入って、まず目を奪われるのは猫天井!
44名の猫作家さんによる個性豊かな猫の絵を楽しむことができ、画風も様々で面白く1枚づつ拝見していたら首が痛くなってしまいました。
ちなみに欄間の彫刻も素晴らしいのですが、この欄間の中にも猫ちゃんが隠れていましたので皆さんも行かれた際には探してみてくださいね。
IMG_6475a.jpgそして正面向かって左側には「三種の猫器(サンシュノニャンギ)」があり、にゃが玉・にゃたの鏡・にゃたの剣...ご祭神は素戔猫尊(スサニャルノミコト)と猫照大神(ネコテラスオオミカミ)がお祀りされており、こちらは九頭竜大社の神主 大西正浩さんに御祈祷してもらった有難い祭壇だそうです。
本当に本格的でビックリ!
こちらでは「猫のように自由に生きていけますように」とお願いしてきました。
IMG_6476h.jpg右側にはご本尊があり、訪れたこの日は猫住職さん(本物)がご不在でしたので代理の猫住職さんにご挨拶して参拝!
IMG_6485m.jpg大日猫来(ダイニチニャライ)様、脇侍には猫不動と猫観音さまがお祀りされています。
大日猫来様は造形は猫作家 加悦雅乃さん、また山田義浩住職により開眼法要が行われ御霊入れされた本式の猫仏像だそうです。
こちらの猫像の目は何処から見てもずーっと見られている気がする不思議な眼力があり、22方睨みの目と言われてるそうです。
下には猫の顔がある奇跡の猫石がお祀りされていました。
大日猫来様には「最近は猫の手も借りたいほど忙しく、お客さまのお相手が満足にできませんので猫の手をお貸しください」とお願いしてきました(笑)
IMG_6477i.jpg無事、猫猫寺の参拝が終わったところで地下スペースで8月31日まで行われている「世界の猫 名画展」を観賞することに...
まず最初に現れたのは「ニャロのビーナス」「考える猫」「猫の壁画」など本格的な猫美術館になっていて面白い!
ちなみのこちらの美術館は写真撮影は自由とのこと。
IMG_6482k.jpg次は絵画...「ニャンクの叫び」「青いターバンの猫」「牛乳を注ぐ猫」「モニャ・リザ」と誰もが知る名画がすべてにゃんこで思わず微笑んでしまう幸せな猫空間♡
どれもパロディーのハズなのですが猫画家さんが描かれているので部屋のインテリアに欲しいと思ってしまう出来栄えで楽しむことができました♪
IMG_6480j.jpg猫猫寺すべてのアトラクション?を楽しんだあとは入口で御朱印を頂戴しました。
左上から順に「通常ご朱印(300円)」「特別開運ご朱印(500円)」「五月限定ご朱印(500円)「ネコビエ様ご朱印(500円)」の計4枚
どれも可愛くて堪らないにゃんこご朱印で良い参拝記念になりました。
スキャン 2023-05-19 10.59s.jpg猫猫寺を思う存分楽しんだあとは、もう1か所のにゃんこスポットに向かうべく鯖街道・川端通を南下している最中に昨年のツーリングでクロスカブの7並び写真撮影に失敗しましたが「8888.8km」の8並び写真の撮影に成功しました。
やってきたのは京都民ならだれでも知っている有名待ち合わせ場所「三条の土下座像※」がある京阪三条駅前。
※江戸時代後期の尊皇思想家 高山彦九郎で吉田松陰をはじめ幕末の志士にも影響を与えた人物で土下座ではなく京都御所に向かって拝礼している像です
京阪三条駅前にある二輪駐車場にバイクを停めて向かったのは「だんのうさん」の名前で親しまれている「壇王法林寺」で日本最古の黒招き猫伝説のあるお寺。
IMG_6488n.jpgこちらのお寺のご祭神は主夜神尊(シュヤジンソン)で夜を守る神さまで盗難や火災などを防ぐご利益があるとされていて、闇夜に眼を光らせる黒猫がご神使いになっています。
その関係で江戸の中頃より主夜神尊の銘を刻んだ招福猫が作られ、右手を挙げた黒い招き猫が固有の信仰をあつめていた寺社関連最古の招き猫とする説があるそうです。
参道を奥に進むと参道脇には猫の石像があり、立派な山門を抜けると本堂が現れます。
こちらでは調理で火を使いますので「カイザーベルクびわ湖の火災防止」をお願いしてきました。
IMG_6491o.jpgこのあとは社務所で通常の御朱印(300円)を頂戴しました。
とても迫力のあるご朱印ですが阿弥陀如来の下に可愛らしい肉球があるにゃんこご朱印になっていました♪
IMG_6499r.jpgこれで今回予定していた「にゃんこスポット」に行けましたので、最後は「壇王法林寺」のお隣にある老舗レトロ食堂「篠田屋」さんで朝昼ご飯!
こちらは食堂スタイルで明治37年(1904年)創業し119年目と1世紀以上続く食堂で、こちらでしか味わえない看板メニュー「皿盛」を食べにきました♪
間口は一間ほどですが、店内には奥行きがあり床はタイル張りで小上がり席もあり昭和レトロな雰囲気が漂います。
IMG_6493p.jpg注文して届いた「皿盛」がこちら...
IMG_6494a.jpgなぜ皿盛というのかというと元々は裏メニューだったもので、注文の際に「皿にもったヤツにしてんか」と注文されていたものがいつしか皿盛と省略されて定着し表メニューになったそうです。
一見カレーのように見えますが、たっぷり盛られた茶碗2杯分のご飯にラードで揚げられた薄めでサクサク食感のトンカツと青ネギと牛肉が入ったカレーうどん用の餡かけ出汁がお皿からはみでんばかりにかけられたボリューム満点メニュー!
スプーンを差し込むと出汁の香り、そしてカレー餡の辛みはマイルド。
餡のとろみのおかげ保温性が抜群でいつまでも熱いままで、猫舌な私は食べるのに苦労しましたが旨い!
食感・味のバランス・ボリュームどれをとっても最高...
「ごちそうさまでした」
お腹も満たされたところで逢坂山・近江大橋・さざなみ街道を使って帰宅。
IMG_6496q.jpg走行距離93km・3時間半の楽しいショートツーリングになりました。
今回の「にゃんこ」企画ツーリングはいかがだったでしょうか?
猫好きの方にしか刺さらないような気もしますが...(汗)
ツーリングプランの参考にしてくださいね。

今回はここまで!次回もお楽しみに。


追伸
もし好評であればこの他にもまだ猫スポットネタは持っておりますので「にゃんにゃんツーリングpartⅡ」をやりたいと思います。ご来場いただいた際はぜひご意見ご感想をお聞かせくださいね。

【観光情報】

●猫猫寺 開運ミュージアム
場所:京都市左京区八瀬近衛町520
当施設からの距離 / 時間:42km / 約60分(琵琶湖大橋使用)
営業時間:11:00~17:00(月~金)・11:00~18:00(土日)
入場料:800円
HP:猫猫寺 開運ミュージアム (www2.jp)

●壇王法林寺
場所:京都市左京区法林寺門前町36(川端通三条上る)
当施設からの距離 / 時間:49km / 約70分(琵琶湖大橋使用)
営業時間:10:00~16:00
HP:檀王法林寺ホームページ 日本最古の招き猫伝説 (dannoh.or.jp)

●篠田屋
場所:京都市東山区大橋町111
当施設からの距離 / 時間:49km / 約70分(琵琶湖大橋使用)
営業時間:11:30~15:00
定休日:土曜日

●エコステーション21 京都三条(二輪駐車場)
場所:京都市東山区大橋町85-1
当施設からの距離 / 時間:49km / 約70分(琵琶湖大橋使用)
営業時間:24時間営業
料金:原付バイク(50cc以下)駐輪後8時間まで300円その後8時間ごと100円
   大型バイク 駐輪後8時間まで400円その後8時間ごと150円
※ただし駐輪後30分無料

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