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節分といえば鬼退治!世界凧博物館 東近江大凧会館(とび太くんコレクション~24人目~)

皆さんこんにちは!カイザーベルクびわ湖の長島です。

今回は東近江市にある世界凧博物館 東近江大凧会館に行ってきましたのでご紹介いたします。

節分の季節、コンビニやスーパーで鬼を見かける機会多くありましたね。

今回は滋賀で鬼を題材にしたイベントがあるか確認したところ、東近江市にある世界凧博物館 東近江大凧会館で「鬼退治!! 鬼の凧展」を開催しているという情報を見つけましたので行ってみようと思います!IMG_2657a.jpg

建物の外観をあらかじめ調べていたので、片流れ屋根を見てすぐに「ここだ!」とわかりました。

到着すると入口の近くで大凧会館とコラボしたとび太くんがお出迎えしてくれます。

急ですがここで久しぶりのとび太くんコレクション24人目です!

【とび太くん・24人目】

場所:世界凧博物館 東近江大凧会館

特徴:左手に「祭」の文字、鉢巻、「いらっしゃいませ」のタスキ

性格:陽気

お祭り好きの「お祭り男」、東近江大凧会館にて皆さんを駆け足でお出迎え!

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こんな感じでとび太くんに挨拶をして入口に向かいます。

入館料の300円の支払いを済ませて館内に入るとまず最初に目に飛び込んできたのは鬼の凧でしたが、鬼の迫力に負けないド迫力の大凧が壁に掛けられています。

迫力を皆さんにお伝えする為にいろいろな場所から撮影をしていると、スタッフの方が撮影スポットを教えてくださりました。

そこから撮影してみるとこんな感じです!

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東近江大凧会館の見所である「100畳敷東近江大凧(縦13メートル、横12メートル)」で、「2頭の龍」と「健」で「心身(辰辰)健やか」という思いが込められているそうです。

そしてこの「健」の文字はウィスキーで有名なあの「響」の題字を書いた萩野丹雪先生が書いてくださった文字なのです。

大きな凧を揚げるのに必要な「揚げ綱」は220畳敷八日市大凧で長さ500メートル、太さ3センチもあり見た感じでは運動会の綱引きで使う綱に似ていますね。

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大凧揚げに使われていた「合図太鼓」は大凧揚げ後に引きずって持って帰ったと言われていて、片側がすり減っている状態になっています。

また小さな凧は紐で揚げることができて、人の顔になっている「柳川凧」は揚げると目がクルクルと回る仕組みがあり遊び心を感じます。

それではイベントの「鬼退治!! 鬼の凧展」を見てみましょう。

IMG_2672c.jpg凧の絵は江戸の浮世絵師の影響を受けていることもあり鬼の凧は大きさに関係なく迫力がありますね!

そんな鬼を退治する凧は源瀬光や渡部綱の武者絵が多いようです。

空高くに大きな鬼の凧を揚げたら凄い目立ちそうだと思いました。

IMG_2673d.jpg怖い顔をした鬼とカッコイイ武者を見ていたら、突然 可愛い桃太郎さんの凧が混ざっているのを見つけました。

やはり鬼退治と言ったら桃太郎さんですよね!

青鬼と赤鬼の足の部分だけが桃太郎さん御一行と一緒に凧の絵に描かれていました!(笑)

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それでは次に2階の海外の凧も見にいきましょう。

インドネシアの凧はトンボや鳥が多く色鮮やかで綺麗な凧ですね!

凧は日本の文化だと今まで思っていましたがそうではなく、中国が発祥の地になるそうです。

皆さんはご存知でしたか?

二階にも日本の様々な凧があり、天井には大凧が吊るされています。

青い着物で手を広げている凧は「凧と言ったらこれ!」という方も多いのではないでしょうか?

サイズ感が違う小さな凧も可愛いですね!

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これで一通り展示場を見学しました。

展示場の至る所に凧が展示してあり、形やサイズなどの種類が様々なので展示場空間の隅々まで楽しく見学できたなと思います。

そして一月に【寅年なら行かねば!】シリーズのブログをスタッフのみんなが書いていましたが、私だけがまだ寅を写真に収めていませんでした。

なので館内に寅の凧がないかたくさんある凧の中に寅の凧がないか一生懸命探しました。

やはり二月にもなるとお正月に比べて寅の凧の数が減っているのでしょうか?

なんとか、お正月期間が終わる前にギリギリ寅の凧の展示期間に間に合いました。

見つけられた寅の凧がこちら!

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今年の「20畳敷東近江大凧(縦:5メートル、横:4.8メートル)」は「個々に幸あれ」です。

最初にご紹介した100畳敷東近江大凧の「龍が二頭」と「健」で「心身(辰辰)健やか」と同じように、「虎が二頭」と「幸」で「個々(虎虎)に幸あれ」となっています。

立体的な寅の凧には寅の鼻の部分に「開運」の文字があります。

実際に上手く揚げられるのかわかりませんが、難しそうですよね。

もしかしたら展示用なのかもしれませんね。

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そして最後にとび太くんの凧も見つけましたがこちらも展示用なのかもしれませんね。

空からの飛び出しには対処のしようがないので!(笑)

節分の季節という事もあり、今回は鬼のイベントを探して観光ツアーにも組まれることがある「世界凧博物館 東近江大凧会館」にて見学をしました。

やはり多くの凧を展示している中でも鬼の凧と大凧は迫力が凄かったですね!

海外の凧や凧に描かれた絵や形、サイズ感など様々な種類の凧が見学できたので機会があれば自分で凧揚げをしてみたいと思います。

皆さんも「世界凧博物館 東近江大凧会館」にて2月6日(日)まで展示している「鬼退治!! 鬼の凧展」に鬼の絵柄の凧を見に行かれてみてはいかがでしょうか?

今回の見学はこれで終わりです。

次回もお楽しみに!

【観光情報】

場所:東近江市八日市東本町3-5

当施設からの距離 / 時間:21km / 約35分

営業時間:9:00~17:00

入場料金:大人300円 小・中学生150円

定休日:毎週水曜日・祝日の翌日・毎月第4火曜日

駐車場:有り(無料)

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