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続・長浜盆梅展に行って来ました! ~2020~ 前編

こんにちは、カイザーベルクびわ湖の宇都宮です。
今回は、前回支配人が行った長浜盆梅展に行ってまいりました。
 
こちらの盆梅展は歴史が長く、大正時代に現在の長浜市高山町で養蚕業を営んでいた高山七蔵翁が、山林に入って枝振りの良い梅の古木を掘り起こして大きな鉢に入れて丹精を込めて世話をし、春に見頃を迎えた盆梅たちを玄関に飾ったが事の始まりです。
 
40年かけて育てられた盆梅は長浜市に寄贈され、長浜盆梅展が始まりました。
 
今回で69回目を迎え、歴史・規模ともに日本一となっています。
 
入場料800円を支払い、早速中へ。
 
一番最初に迎えてくれたのは「仁寿」。
 
支配人が行った時よりも花がついており、見頃を迎えています。
 

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そもそも梅の見頃とはいつなのか ガイドさんに話を聞いた所「桜は八分に梅三分」と、桜とは違い花が満開の時期が見頃ではないようです。
 
「痩老蕾稀」という言葉があり、「堂々とした樹や若木よりも、古い痩せた樹の方が風情があり、開いた花よりも開花寸前のつぼみが良い」という意味があると教えていただきました。
 

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それを聞いた後に盆梅を見てみると、確かに見え方が変わりました。
 
確かに私も花ばかりに目が行きがちで、盆梅全体が見えていませんでした(汗)
 
下の画像の盆梅は「不老」という作品なのですが、木の幹が今にも折れそうなのにも関わらず、その先に綺麗な花を咲かせているところに力強さを感じました。
 

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その後も話を伺いながら盆梅を見ていきました。
 
ガイドさん曰く、今一番の見頃を迎えているのがこちらの「春望」です。
 

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なるほど。
 
花も完全に満開ではなく、蕾と花のバランスがよく幹の集まり具合がとてもいいですね♪
 

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私が見た中で好きな盆梅はこちらの「荒磯」です。
 
盆梅の形,花の開き具合,下の空間が何ともいえないバランスで、しばしの間 見入ってしまいました。
 
梅の花もアップで撮らせていただきました。
 
花が開いているのもいいですが、蕾もとても可愛らしいですね♪
 

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最後に、リフレクションを利用して飾られていた「逢莱」です。
 
支配人が行った時は「林光」だったので、見頃を迎えた盆梅と定期的に変えているのですね。
 

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盆梅は決して軽くない上に、折れたら一大事ですね(汗)
 
重いもので800kg相当の盆梅もあると聞いたので驚きです。
 
 
 
今回の長浜盆梅展紹介は如何でしたか?
 
次回は長浜盆梅展のライトアップもご紹介したいと思います。
 
【観光情報】
開催期間: 1/10(金)~ 3/10(火)まで
場所:  長浜市慶雲館(長浜市港町2-5)
当施設からの距離・時間: 29km・約60分(さざなみ街道使用)
営業時間:  9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:  期間中は無休
料金:  大人800円/小中学生400円
団体料金: 20名以上で2割引き
お問い合わせ先: 長浜観光協会(0749-65-6521)
※駐車場はJR長浜駅前に、二輪・四輪駐車場がありますのでそちらをご利用下さい。(徒歩3分)
 
~長浜浪漫パスポート(1冊:1,000円)~
有効期間:2019.10/1(火)~2020.9/30(水)
販売場所:長浜駅観光案内所・湖北観光情報センター・各入館対象施設・宿泊施設など
※パスポート利用で最大2000円お得
※割引特典スポットや関連施設35店舗でパスポート提示で割引や粗品プレゼントあり
●入館対象施設(内は通常入場料)
①長浜城歴史博物館(410円)
②長浜鉄道スクエア(300円)
③慶雲館(300円 ※特別企画展500円・長浜盆梅展800円)
④ヤンマーミュージアム(600円・10/5リニューアルオープン)
⑤北国街道 安藤家(450円)
⑥海洋堂フィギュアミュージアム黒壁(800円)
⑦長浜市曳山博物館(600円)
⑧今重屋敷能舞館(500円)
⑨長浜別院 大通寺(500円)
⑩国友鉄砲の里資料館(300円)
⑪浅井歴史民俗資料館(300円)
⑫五先賢の館(300円)
⑬小谷城戦国歴史資料館(300円)
⑭高月観音の里歴史民俗資料館(300円)
⑮湖北野鳥センター(200円)
⑯北淡海・丸子舟の館(300円)

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