巳年なら行かねば!武神を祀る兵主大社
こんにちは。カイザーベルクびわ湖の金井です。
今回は初走りのショートツーリングを兼ねて巳年にまつわる神社に行って参りましたのでご紹介します。
という訳でまずやってきたのは野洲市にある兵主大社。
奈良時代に創建されたといわれ、祭神は八千矛神(たくさんの武器を兼ね備えた武神)です。
祭神の八千矛神は大津の日吉大社から白蛇の姿で亀の背に乗り、鹿に守られながら琵琶湖を渡ってこられたという伝承が巳年にまつわるポイントとなっています。鳥居の前で一礼して参拝開始。
こちらの鳥居と楼門は足利尊氏が寄進したと伝えられています。楼門の下で何かが紐で吊るされているのを発見。
説明書きによるとこちらは「吊り蕪(掛け菜)」冬に収穫した蕪を干して祭典時の直会で味噌汁の具にするそうです。楼門を抜けて右手側にあるのは摂社の乙殿神社。
兵主の神主の祖、農地開田の神として稲背入彦神が祀られています。
また隣りには天満宮があり学問の神である菅原道真が祀られています。
そのまま参道を進むと立派な拝殿が見えてきました。左右に翼楼のある珍しい形式だそうです。
拝殿での参拝前にある手水舎では兵主大社のオリジナルキャラクター、シカまるクンと兵さま顔はめパネルがお出迎え。
手水は亀からというのがユーモラスですね。拝殿前左右の狛犬には巻き付けることで病が治ると信じられている祈禱布があちこちに巻かれていて、初めて見る光景にビックリしました。
拝殿の中には大きな絵馬があり、白蛇がとぐろを巻いています。縁起のいいと言われる白蛇にあやかって開運をお願いしてきました。
「兵主」を「つわものぬし」と読み多くの武士から篤い信仰を得ていたことでも知られるこの神社、勝負事がある方にもおすすめとなっていますので是非参拝されてはいかがでしょうか。
【観光情報】
●兵主大社
場所 : 野洲市五条566
当施設からの距離 / 12km / 約20分