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子年なら行かねば!京都・大豊神社(ご朱印めぐり 第8回)

こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は、毎年恒例の人気企画で干支に纏わる神社に行ってきましたのでご紹介します!
 
今年は子年ということで、京都にある希少な狛ねずみさんがいる大豊神社にやってきました。
 
事前に調べた情報では狛ねずみさんがいる神社は全国に3か所しかないらしく、新春のテレビ番組でも取り上げられていた一番有名な大豊神社へ大晦日に参拝してきました。
 
なぜ大晦日かというと、前回の子年ではお正月に数万人の参拝客が訪れ、数百メートルにおよぶ行列で参拝を終えるまでに1~2時間かかったという記事をみて、お正月は諦めました。
 
場所はというと、京都市左京区にある人気観光スポット「哲学の道」の南端近くにあり、主要幹線道路から少し奥に入ったところにあります。
 
路地を奥に進み、大豊橋を渡ったところが参道の入り口です。
 
こちらの参道を山手の上の方に上がっていくと、少し長めの参道が続きます。
 
途中の参道にある石燈籠には可愛らしい十二支の置物が…
 
子丑虎兎…「!」
 
恐竜がいますね(笑)
 
きっと辰(龍)の変わりでしょうか?
 
もちろん今年の干支であるねずみくんもいました♪
 
神社に入る前に、可愛らしいねずみくんでホッコリ。
 

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奥に進み目的の大豊神社の入口に到着!
 
創建は平安時代の初期(887年)で宇多天皇(ウタテンノウ)の病気平癒を願い、藤原淑子が薬の神様・少彦名命(スクナヒコナノミコト・別名恵比寿様。温泉を発見した神様で、小人の神様ということで一寸法師のモデルにもなった神様です)を椿ケ峰に奉祀したのが起こりとされており、本殿には少彦名命・菅原道真公(スガハラノミチザネ)・応神天皇(オウジンテンノウ)がお祀りされています。
 
ご利益は縁結び・商売繁盛。
 
参道の途中に「狛ねずみは本殿の右の奥にございます」の看板がありましたので、先に狛ねずみさんが鎮座している大国社(ダイコクシャ)へ。
 

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右側の狛ねずみさんは学問を象徴する巻物・左側の狛ねずみさんは万物の根源である水玉を抱えており、ご利益は学業成就・無病息災で長寿となっています。
 
なぜこちらの神社は狛ねずみなのかというと「古事記」のお話に由来するそうで、広い草原で大国主命(オオクニヌシノミコト)の力を試そうと素戔鳴尊が大国主命を広い草原に立たせ火を放ったそうです。
 
瞬く間に火がまわり焼き殺されそうになる絶対絶命のピンチになった時に、一匹のねずみが「この下に穴があるよ♪」と教えてくれたことでピンチを脱出できたそうで、ねずみは大国主命にとって「命の恩人」。
 
ということで、今でもこの社では2体の狛ねずみが対になって大国主命を守っているそうです。
 

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椿ケ峰という地名の通り綺麗な椿が咲く地域ということもあり、狛ねずみさんはピンクと白の椿の花でおめかししていました♪
 
とっても可愛らしい❤
 

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また、こちらの神社の境内には本殿以外に様々な社や【狛〇〇】がいるんです!
 
入口の狛犬さんに始まり大国社の横には稲荷社があり、そちらには【きつねのお稲荷さん】!
 
本殿の左スペースには金運恵授をしてくれる【狛巳(コマヘビ)】、その奥には愛宕社と日吉社が一緒に鎮座しており、火事などの火難除けのご利益がある【狛鳶(コマトンビ)】と災難除けのご利益がある【狛猿(コマザル)】と、ここに来るだけでありとあらゆるご利益を授かれてしまうパワースポットなのです。
 

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このあと順番に全て参拝して、良縁招福の石にも願掛けをしてお参り終了!
 
参拝が終わるころには大国社は行列ができるほど賑わっていました。
 

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社務所の方にお話しをお伺いすると「あと数時間後には大変なことになりますよ。良い時間帯にお参りに来られましたね」とのこと。
 
やはり大晦日の早い時間に来て大正解でした。
 
もちろん、ご朱印もいただきました♪
 

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そして、先の「びわ湖だより~’20新春特別号~」でお伝えしていた、先に手に入れた縁起物とは…
 
干支神社である大豊神社の「交通安全・招福厄除」破魔矢!
 
早速、凶の方角(丑方角)すなわち南側にカイザーベルクびわ湖オリジナル破魔矢立て(DIY)にセットして飾らせていただきました。
 

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昨年参拝に行った亥年の12年ご加護を受けられる特製絵馬に、日牟礼八幡宮の商売繁盛札と神頼み感あふれる本館受付が完成しました♪
 
今年は難易度がかなり高めの子年でしたが、「〇年なら行かねば!〇△神社シリーズ」をお届けできてホッと一安心。
 
みなさんも走り始めツーリングに、今年の干支神社である大豊神社へ参拝に行ってみられては如何でしょうか?
 
今回はここまで。
 
今年はあと2カ所ねずみに纏わる場所に行っていますので、次回もお楽しみに!
 
 
 
【観光情報】
場所: 京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
当施設からの距離 / 時間: 49Km / 約90分
ご朱印: 300円
ご朱印の場所: 境内に入って左側の社務所
 
 
 
追伸
 
当初の目的を達成したところで、せっかく京都に来たのならということで昨年同様に北野天満宮にも立寄りました。
 
北野天満宮に着くころには、雲も晴れて絶好の参拝日和♪
 
入口の楼門にはねずみの大絵馬が飾られ、参道には多数の出店が並んでいました。
 
まだ大晦日の早い時間帯ということもあって、どのお店も準備中でしたが…(汗)
 

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そして本殿を参拝。
 
昨年同様に頭が良くなる「なで牛」さんをなでなで。
 
今年は2頭なでなでしてきましたので、昨年よりも2倍賢くなるハズ(笑)
 

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もちろん!こちらでもご朱印を頂戴しました。
 
いただいたのは、その場で記入していただける標準的なもの。
 
ちなみに今回いただいた標準のご朱印以外に置き紙で3種類(300円)あり、先に訪れた大豊神社同様にお祀りされているのは学問の神さま「菅原道真公」なので、書置きタイプの文字は書の達人でもあった達筆な文字で、すべて菅原道真公を称えるものになっていました。
 
この他にも刀の押し型が印刷されたものとご朱印のセットが8種類(1,000円)と、北野天満宮はご朱印の種類が多く、この他にも季節限定のものもあるのだとか。
 
ご朱印の世界は奥が深いですね。
 

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なぜ、今年も北野天満宮に来たのか?
 
自身の干支神社・頭が良くなる願掛け・今年受験の甥っ子用の学業成就お守り購入なども理由にありましたが、一番の目的は他にあります。
 
実は北野天満宮は新元号「令和」の典拠となった万葉集がある神社。
 
ということは、きっと令和ゆかりの「令和限定ご朱印」があるのではないかと予想をたて、来たのです。
 
上にも書いたように想像を超えるご朱印の種類にたじろいてしまいましたが(笑)
 
結果はというと…
 
 

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予想通りありました♪
 
置き紙仕様で、当日日付を入れてくださるというもの。
 
令和元年中に「令和」のご朱印をいただけました。
 
こちらのご朱印には特典があり、北野天満宮オリジナルの鬼切丸(別名:髭切)金文字フェルト(ご朱印の当て布)付き!
 
紫と白から選べるので、紫の金文字フェルトを頂戴しました。
 
※どのようなものかは、いただいてからのお楽しみということでご紹介しません。
 
ということで、令和元年最後の神社仏閣めぐりは充実したものとなり、令和2年を迎えられました。
 
みなさんも京都へツーリングに行った際には、先の干支神社と合わせて令和ゆかりの学問の神様が祀られている北野天満宮にも行かれてみては如何でしょうか?
 
ツーリングプランの参考にしてくださいね。
 
 
 
【観光情報】
場所: 京都市上京区馬喰町
当施設からの距離 / 時間: 49Km / 約90分
駐車場代: 無料
ご朱印: 300円(標準)
     1,000円(令和限定ご朱印)
ご朱印の場所: 境内に入って右側の社務所の右端

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