カイザーベルク びわ湖 BLOG

紅葉狩り2018 ~石のお寺・石山寺~

こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は当ブログで初めてのご紹介になる石山寺をご紹介!
11/20(火)に紅葉狩りに行ってきました♪
 
今回も取材専用車のクロスカブくんで出動です!
 
さざなみ街道を南下し琵琶湖大橋(二輪は通行料100円、原付はなんと10円)をスル―して近江大橋(通行料無料)を渡り左折して南下…
 
瀬田の唐橋を越えて瀬田川を左手に見ながら走ると右手に石山寺が現れます。
 
平日ということもあってスムーズに到着!
 
まずは石山寺に来たら「ここでしょ!」という定番のスポットで1枚。
 
ちなみにここには停められないので、奥にある駐車場にバイクを停めに向かいます。
 
駐車場は二輪専用の置き場があり、他の紅葉狩りスポットに比べて環境もよいだけあって駐車代金200円が必要です(四輪は600円)。
 
門前のお店にはおいしそうなグルメが並びますが、今回の目的は綺麗な紅葉をお届けする事が目的なので後ろ髪を引かれながらも門をくぐり中へ。
 
 

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参道にはライトアップ用の燈籠が並び脇には色々な院と呼ばれる建物が並ぶ独特の雰囲気…
 
門の中から見えるお庭(ほとんどの場所は中に入れません)はどれも綺麗で撮影をしていると、お休み処の店員さんが「入口の紅葉は撮られましたか?」と声を掛けてくださいました。
 
「いや、撮ってないですけど…何か特別な木なんですか?」
 
「よく見てもらうと判りますよ♪」
 
「…?」
 
「んんっ!」
 
「イチョウなのにモミジの葉っぱも生えてる…んなバカな」
 
「正解!」
 
そうこちらの木は元々はイチョウの木なのですが途中の枝からは立派なモミジの葉っぱがついている木なんです。
 
紅葉時期のズレでだいぶんイチョウの葉っぱは落ちてしまったそうですが、1本の木でイチョウとモミジの両方を観れてしまうお得?な木だったんです。
 
ちなみになぜこうなったのかは不明だそうです。
 
店員さん!貴重なネタ提供ありがとうございます♪
 
珍しいものを見た後はいよいよ石山寺の紅葉狩りスタートです。
 
こちらの受付で入山料600円を支払うと他のお寺同様にパンフレットを下さるのですが、こちらのパンフレットが「順拝供養券」というチケットになっていて、こちらを持っていると一度境内の外に出ても再入場できるというものになっているとの事。
 
なんて親切な仕組みなんでしょう!
 
と、システムを理解したところで、初めてのお寺なのでパンフレットの境内図でルートを確認。
 
思いのほか広大な境内なんでしっかり準備体操と機材の確認をして中へ。
 
 

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まずは中に入ったら手水舎。
 
実は、手水舎の龍はお寺毎に特長があり、それを写真に収めるのがマイブーム…
 
こちらの手水舎は横に岩肌に沿うように池があり見応え抜群。
 
手水舎の龍と鯉のショットをパチリとやっていると…
 
「痛ててっ…思ってた以上に狭いなぁ」
 
「嗚呼っ…やっと出れたけど腰がヤバい」
 
なんて声が聞こえるので右を向くとおじさんが岩の穴から登場!
 
「何っ!?」
 
 

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思わず「どっから入ってこられたんですか?」と聞くと、「あそこ」と指差す先には看板が…
 
先程もらった境内図を見てもそんな案内はありません。
 
どうやら知る人ぞ知るスポットのようです。
 
こちらの穴は天然の胎児くぐり(狭い洞窟や割れ目を抜けることを女性の体に見立て、そこを廻ることで生まれた時と同じようにけがれを清め罪障が祓われるというもの)の状態になっている「くぐり岩」
 
先程出てこられたご主人の奥様から教えてもらった情報では、なんでも穴をくぐると願いが叶うというパワースポットなんだそう。
 
そんな事を聞いたら「やっておかないと!」
 
ということで挑戦。
 
「痛ててっ…思ってた以上に狭いなぁ」
 
「嗚呼っ…やっと出れたけど腰がヤバい」
 
「!」
 
さっきのご主人と同じこと言ってる(笑)
 
入り口はそんなに狭い訳ではないのですが、奥に進むと天然ということだけあってこれ大丈夫かな?となる雰囲気。
 
途中スマートな私も(笑)這いつくばって抜けるかと考えるほど狭い部分があり屈んで、無理やり抜けようとすると悲鳴が上がるほどシンドイ穴でした。
 
 

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ということで、生まれ変わった気分で無事に脱出❤
 
けがれは清められたハズです。そしてお願いごとも叶うハズ(笑)
 
ちなみにこの「くぐり岩」を後で調べるみたところ、上記の写真で見ると苔で灰色がかって見えますが、本来は白亜に輝く大理石で出来た洞門だそうです。
 
偶然できたものとは言え、それが境内にあるんですからスゴイですよね。
 
と、紅葉取材に来たのにネタにも恵まれ、幸先の良いスタートです。
 
各お寺で参拝したのが効いたのかな?と思いながら石段を登りいよいよ本堂のある境内へ…
 
境内に入った瞬間、目に飛び込んで来るのは石山寺といったらコレ!という絶景…
 
石山寺(別名:石のお寺)と呼ばれる所以となった境内にある奇石「硅灰岩」・国宝「多宝塔」に紅葉が織りなす景色は圧巻!
 
迫力満点です。
 
 

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こちらは写真から向かって右側に階段があり上まで登れるようになっており、上に上がっていくと紅葉の隙間から本堂が…絵になります。
 
 

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中腹まで登ると三十八社と呼ばれる社と紅葉の組み合わせが風情があり、とっても良い感じです。
 
 

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そして多宝塔のあるエリアには展望スポットがあり、そちらから瀬田川の風景(こちらも絶景ですので行かれた際はぜひ)を楽しみ、広い境内を見学スタート!
 
途中の参道は先日の台風の影響で倒木で一部通路が封鎖されていたりもしましたが、手入れが行き届いていてとっても歩きやすい上に、実際にはかなり歩いているんでしょうが紅葉がきれいで、そんなことを忘れてしまうほど…
 
 

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次に訪れたのは紫式部像。
 
石山寺は紫式部ゆかりのお寺としても有名で、平安時代に参籠して「源氏物語」を起筆したお寺でもあるんです。
 
8月の十五夜に中秋の名月が湖面にゆらめく姿から構想を思いついたんだとか…
 
ということで源氏苑にある紫式部像・光堂・紅葉でパシャリ☆
 
 

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ちなみに石山寺には紫式部の和歌入り「紫式部開運おみくじ」もありますので旅の思い出におみくじをされるのも良いかもしれません。
 
そして参道を下りながら最後に訪れたのが無憂園という日本庭園。
 
こちらでは色々な木が植えられており恐らく桜がメインのお庭のようですが、設けられた滝と紅葉・白い桜の木が織りなす風景が美しくパチリ☆
 
 

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こちらでお庭を楽しんだ後は本堂の全景を楽しめる高台から本堂を観て一周完了!
 
広大な敷地には梅・桜・つつじ・ぼたんなど色々な花が植えられており(花のお寺とも言われてます)、紅葉だけでなく他の時期も楽しめそうです。
 
桜の時期に取材も良いなぁと悪巧み…
 
そして門前にあるグルメを春のためにチェック(笑)
 
お休み処でマッタリして外にあるお庭「朗澄大徳遊鬼境」を見学し、石山寺の紅葉狩り終了!
 
 

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と、このような感じで初めての石山寺の紅葉狩りと参拝を楽しんで来ました。
 
紅葉狩りのツーリングプランに如何でしょうか?
 
今回はここまで!次回もお楽しみに。

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