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気になるバイクをピックアップ!vol.23【2/2】

みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
それでは今回は、「気になるバイクをピックアップ!」第23回「レブル250」後編となる「機構編」をお送りします。
 
前回はレブル250の外装にスポットを当てて紹介しましたが、今回はエンジンやメーターに注目する「機構編」です。
 
それではまずはメーター、というかハンドル周りから。
 
 

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メーターはシンプルなデザインの単眼で、スピードの他、燃料、距離、時計、各種インジケーターが装備されています。
 
黒く塗装されたハンドルバーは、アメリカンでは定番である「インチバー」であり、迫力ある外観を作りだしています。
 
この車両は、オーナーさんの手によってアンテナ一体型ETCがハンドル上に装着されていますが、これはシート下のスペースが少なくてETC本体をシート下に装着することができなかったためだそうです。
 
また、ミラーはシンプルな丸型ですが、背面はレブル用にデザインされたものが使われています。
 
フロントタイヤです。
 
 

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前回の「外観編」でも触れたとおり、フロントには径が小さくて偏平率が高い、幅広なファットタイヤが履かせられています。
 
レブル250のデザインアイコンとなるだけでなく、確かな接地感を生み出して安定したハンドリングを実現します。
 
ちなみに、フロントフォークには日本の法規制上特に必要はないオレンジ色のサイドリフレクターが取り付けられています。
 
これはレブルがグローバル展開、すなわち海外での販売も考慮したモデルであることの証ともいえるものでしょう。
 
ちなみに海外ではレブル500の他、このレブル250の代りに「レブル300」が販売されています。
 
エンジンです。
 
 

DSCN4437.JPG

 
搭載されているのは、水冷の単気筒エンジンです。
 
諸元は、排気量249cc、水冷単気筒DOHC4バルブです。
 
最高出力は26ps/9500rpm、最大トルクは2.2kg-m/7750rpmです。
 
元をたどればこのエンジンは同じくホンダのスポーツバイクであるCBR250Rに搭載されていたもので、その他にはオフロード車のCRF250Lにも搭載されております。
 
しかしこのレブルのキャラクターに合わせて、他の車両とは出力特性などのセッティングが変えられ、低回転での力強さを増した味付けとなっております。
 
現にこのレブル250のオーナーさんも、この前はCBR250Rに乗っておられたそうですが、それと比べても力強く走るように感じるとのことでした。
 
もちろん、元がスポーツバイクのDOHCエンジンなので、高回転でも力強く走ります。
 
ちなみに、兄貴分のレブル500は180°クランクの並列2気筒エンジンを搭載しております。
 
左後方からの写真です。
 
 

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シーシーバーとサドルバッグはオーナーさんの後付けによるものです。
 
タンクとシートの間の、ぐっと絞り込まれたラインが特徴的です。
 
また、ライダー側シートの後方を囲むように、フレームの一部が取回されています。
 
タンクの容量は11リッターと、排気量と燃費のことを考えたら十分な容量を持っています。
 
また、キャップはアメリカンでよくある、開けるとふたごと取れるタイプではなく、スポーツバイクの様にタンク側にヒンジで固定されている、いわゆるエアプレーンキャップが採用されています。
 
最後に、左側前方からの写真です。
 
 

DSCN4439.JPG

 
フロントフォークインナーチューブやヘッドライトフレームなどのシルバーが、ブラック1色の車体にアクセントを添えているのがよくわかります。
 
ちなみにフレームはダブルクレードルフレームではなく、エンジンを抱えるダウンチューブを持たない、いわゆるダイヤモンドフレームです。
 
また、拡大してお撮りするのを忘れてしまいましたが、メインキー差込口はタンクの左前方下部にあり、ハンドルロックはメインキー差込口とは別に設けられております。
 
さて、今回の「気になるバイクをピックアップ!」第23回の「新型レブル250(CMT250)」編はいかがでしたでしょうか。
 
250アメリカンは新車のラインナップが減少傾向にありますが、レブル250はそんな中に現れた期待の新星ともいえます。
 
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