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名水紀行 第3回「醒井の水」 【1/2】

みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
今回は、「名水」と呼ばれるものを求めて奔走する「名水紀行」の第3回をお送りしようと思います。
 
この名水紀行、第1回では「十王村の水(滋賀県彦根市)」を、第2回では「五個荘清水ヶ鼻の水(滋賀県東近江市)」をお送りしましたが、今回ははそれらと並んで「湖東三名水」と呼ばれる「醒井(さめがい)の水」をご紹介します。
 
醒井の水は、滋賀県は東部の米原市に存在し、米原市でいえば中部付近にあります。
 
ランドマークとなるのはJR醒ヶ井(さめがい)駅で、湖東を縦断する国道8号線を北上して行けば途中米原市で岐阜方面に向かう国道21号線と分岐するところがありますが、そこで国道21号線に入ってそのまま直進して行けば醒ヶ井駅まで行くことができます。
 
到着です。
 
 

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醒ヶ井駅の隣にはレストランなども併設したおみやげ屋さんが存在しますが、こちらの方は第2回にてご案内差し上げようと思います。
 
醒ヶ井駅の前には信号付きの交差点があり、そこから醒ヶ井駅の方とは反対の方に伸びる道に進入して行くと、歴史的情緒あふれる街並みが出てきます。
 
 

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アスファルトではなく細かい石で舗装された道路や、川をまたぐ石橋が何ともいい味を出しています。
 
石橋には「地蔵川」と、川の名前が刻まれています。
 
 

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周辺の建物も歴史的趣を醸し出すのに一役買っている気がします。
 
この風流な小川、上の方に向かっていくと神社(加茂神社)が出てきますが、実はその付近から湧き出た水で流れが作られていたのです。
 
ここがそのスタート地点ともいうべきポイントです。
 
 

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スタート地点の辺りに立てられた立札を見ると、「平成名水百選 居醒の清水」と書かれています。
 
 

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確かに透き通ったきれいな水です。
 
が、実はと言うと、この水は他の湖東三名水とは違い、湧いたこの場で飲む事はできません(!)
 
水道水などと同じく、消毒や滅菌処理を行なわないと飲用には適さないそうです。
 
しかし、そんな醒井の湧水を適切に処理して飲ませてくれる場所があります。
 
そう!それが先程のおみやげ屋さんだったりします。
 
というわけで次回に続きます。

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